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山武市成東・八幡神社北(1)・(2)遺跡

所在地:山武市成東
時 代:鎌倉時代
調査年:-

 八幡神社北(1)・(2)遺跡は、山武市成東を流れる作田川にそった、九十九里平野をのぞむ半島状の台地にあります。ここに、県内に広く農業用水を供給している両総用水の施設が作られるため、発掘調査が行われました。
 調査の結果、古代から中世の大規模なムラの後が見つかりました。特に中世の鎌倉時代に台地北側の斜面が大がかりに造成されており、多数の掘立柱<ほったてばしら>建物跡や溝跡、さらに道路跡、井戸跡、火葬墓なども見つかっています。今回調査した部分は、遺跡全体から見れば西端の部分であり、主要部分はさらに南東側でしょう。
 当時、このあたりは、有力御家人<ごけにん>であう上総氏の一族が館を構えていたとされているので、当遺跡もそれに関係するかもしれません。遺跡のすぐ隣に八幡神社があることも鎌倉武士とのつながりを感じさせます。詳細は今後の整理作業のなかで、明らかになることでしょう。

掘立柱建物跡・溝跡
調査区遠景
現在の八幡神社

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