| 鹿島台遺跡は、君津市の市街地から2.5kmほど山側に入った、鹿野山と小糸こいと川を望む標高40mから70mの台地上にあります。館山自動車道の建設に先立ち、平成12年度から発掘調査が行われています。現在までに,建て替えのため幾重にも重なった250軒以上の竪穴住居跡や古墳などが見つかり、多量の遺物も出土しています。
特に、弥生時代中期から後期の集落跡は、大規模な「環濠かんごう集落」(濠ほりをめぐらした集落)とみられ、近畿・北関東地方との交流がうかがえる遺物も出土しています。また、当時の墓として、方形周溝墓ほうけいしゅうこうぼや類例の少ない壺棺再葬墓かめかんさいそうぼ(人骨を壺に入れて再び埋葬したお墓)も見つかっています。 古墳時代中期以降、集落はほかに移動したと見られ、この地は豪族たちの墓地となりました。古墳を調査した結果、一か所の埋葬場所から3,700個もの石製の臼玉うすだまが出土し、注目されています。
これらの下をさらに掘り下げると、縄文時代や旧石器時代の生活跡や遺物も出土すると推定されており、調査終了までには、まだまだ多くの発見があることでしょう。
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| 調査の様子
中央に見える2本の溝が環濠 | 一つの墓から、3,700個もの出土は、大変珍しいことです。当時を想像して、臼玉を首飾り状にしてみました |
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| 再葬墓から出土した壺棺
(弥生時代中期) | 調査区の平面図
(平成14年1月現在) | 戻る
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