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萱田かやた
地区遺跡群

八千代市の南西部,東側に新川<しんかわ>を見下ろす台地の上に,「ゆりのき台」の街が広がっています。ここは,住宅・都市整備公団(現・都市基盤整備公団)の萱田特定土地区画整理事業によって生まれた新しい街です。
 
街の造成に先立って,昭和52年から平成3年にかけて,権現後ごんげんうしろ
遺跡,ヲサル山をさるやま遺跡など,6か所の遺跡が発掘調査されました。その結果,約3万年前の旧石器時代から奈良・平安時代までの生活の跡が見つかりました。 

中でも,奈良・平安時代の遺跡からは,総数552軒というたくさんの竪穴住居跡たてあなじゅうきょしが発見されました。そこからは,和同開珎わどうかいちんや三色の釉薬うわぐすりのかかった陶器(三彩小壺さんさいこつぼ&)のような貴重な遺物や,年号や地名・人名・人の顔などが書かれた数多くの墨書ぼくしょ土器などが出土しました。 
なお,萱田地区の資料は,八千代市歴史民俗資料館で保管・展示されています。

萱田地区の現在の様子

小仏像(井戸向遺跡)
和同開珎(白幡前遺跡)

[文献]


千葉県文化財センター1974『八千代市権現後遺跡』,1975『八千代市北海道遺跡』,1986『八千代市ヲサル山遺跡』,1987『八千代市井戸向遺跡』,1991『八千代市白幡前遺跡』,1993『八千代市坊山遺跡』,1994『八千代市権現後遺跡・北海道遺跡・井戸向遺跡』

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