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佐倉市の南東部に位置する「佐倉第三工業団地」の建設に伴い,昭和50年から昭和60年にかけて発掘調査を行いました。そして,平成8年までにその成果の全てを報告書として刊行しました。
発掘調査の結果,旧石器時代から奈良・平安時代までの16の遺跡が見つかりました。また大小160もの古墳時代後期(約1,500年前)の古墳と,それと同じ時期の集落跡が調査されました。古墳から発見された土器と同じ文様をもつ杯が出土した集落もあります。
奈良・平安時代の集落は,それらの古墳を避けるように,古墳が造られなかった台地に営まれていました。六拾部ろくじゅうぶ遺跡からは仏教に関係する遺物が見つかり,また,掘立柱建物ほったてばしらたてものの中には,「お堂」と考えられるものがありました。
なお,出土品等の資料のうち星谷津遺跡のものは,県立房総のむらで保管しています。
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| 造成前のようす(昭和54年) |
現在の工業団地(平成8年) |
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| 池向いけむかい遺跡の古墳
(野中5号墳) | 六拾部遺跡の仏教関係遺物
(仏鉢ぶっぱち,香炉蓋こうろぶた,瓦塔がとうなど)
| [文献]
千葉県文化財センター1978『佐倉市星谷津遺跡』,1983『佐倉市立山遺跡』,1985『佐倉市タルカ作遺跡』,1987『佐倉市向山谷津・明代台・木戸場・古内遺跡』,1987『佐倉市腰巻遺跡』,1989『佐倉市向原遺跡』,1990『佐倉市大作遺跡』,1991『佐倉市栗野T・U遺跡』,1992『佐倉市松向作遺跡』,1993『佐倉市南広遺跡』,1995『佐倉市六拾部遺跡』,1995『佐倉市池向遺跡』
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