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古代人のおしゃれ
-らせん状鉄釧てつくしろ-
         

Vol.7

今回は、弥生時代末〜古墳時代はじめの珍しいくしろ(ブレスレット)を紹介します。
写真は、長さ1m、幅7oほどの鉄の帯を6〜7回巻いて、直径約5pほどのらせん状にした腕飾りで、「鉄釧」といいます。市原市草刈遺跡L区の墓穴(長方形の土壙墓)からみつかりました。また草刈遺跡では、釧が右手上腕部分に、はめられた状態の人骨も発見されています(図)。

 作り方ははじめに、鉄の棒を叩き延ばして細長い鉄の帯にします。次に断面がかまぼこ形になるように外側を丹念に磨きます。最後に、これを筒に巻きつけて完成です。

 当時は、青銅の輪をいくつも連ねた腕飾りがはやっていましたが、鉄の腕飾りはたいへん珍しいものです。はたして、どのような人が身につけていたのでしょうか?

草刈L区出土鉄釧
実際にみつかった人骨は頭と脊椎、足の骨の一部で、首には石製の首飾りをつけていました



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