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墨古沢遺跡は,東関東自動車道「酒々井パーキング・エリア下り線」の拡幅に伴って発掘調査が行われました。特に中世における台地平坦部の大規模な土地造成は,目を見張るものがありました。
この造成部分は,溝で何か所かに区画され,その中に大小の建物跡があり,約60基の井戸がいたる所に掘られていました。また,南側の区域では,中世のお墓と地下式壙(地下室状の大きな穴)約40基もまとまって発見されました。
このような建物や施設の使われていた時期は,出土した陶磁器などの遺物から判断すると,15世紀の半ばから16世紀の終わり頃と考えられます。
今回調査した範囲は,南北約300m,東西約80mの範囲(「東京ドーム」の約半分の広さ)ですが,中世の遺跡範囲は,さらに調査地区の外側にも広がる広大なものであったと推定できます。
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| 調査区北側の建物の柱穴<ちゅうけつ>群 |
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| 埋葬されていた馬と思われる骨 |
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