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木更津市丹過たんか遺跡

所在地:木更津市
時 代:奈良時代
調査年:平成14年

 丹過遺跡は、木更津市茅野かやのに所在し、東京湾へと注ぐ小櫃おびつ川の東岸にある遺跡です。平成14年4月から、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の建設に先立ち発掘調査を実施しています。
遺跡では、縄文時代後期から奈良時代までの穴や溝、竪穴住居跡などが調査されました。中でも注目されるのは、整然と立ち並ぶ奈良時代前半頃の掘立柱建物群と、都で使用されていたものと同じかたちをした土器などです。

 当時この地域は上総国畔蒜郡と呼ばれていました。今回の調査成果や、この地域に残る「下郡しもごおり」という地名等から、この遺跡は昔の役所跡の一部ではないか?と注目を浴びています。

写真の復元模型は、調査地の中で中心的な建物と考えられる西にひさしを持つ建物と、その南側に続く回廊状かいろうじょうの建物を復元したものです。建物の前(西側)は広く開けられていることから、そこでは儀式や宴などを行っていたのかもしれません。
 「現地説明会」では、多くの人々が訪れ、古代に思いをめぐらせていたようです。

調査で発見された掘立柱建物の柱穴
(手前の小さい穴は廂の柱のものです)
掘立柱建物の復元模型
(廂がつく建物に回廊がつながっている様子)

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